
赤ちゃんを迎えるための環境づくりに、大切なアイテム「ベビーベッド」。
出産準備の際に、ベビーベッドが必要かどうか迷うママは多いですよね。
「でも、ベビーベッドって本当に必要なの?」「どうやって選んだらいいの?」と不安を持つ方も多いはずです。
初めての出産の時はもちろん、第2子以降の時も悩む方が少なくありません。
ここでは、ベビーベッドの必要性や選ぶ方について紹介したいと思います。
ベビーベッドの必要性について

ベビーベッドが必要な一番の理由は、「赤ちゃんを安全なところに寝かせられる」ということです。
1日のほとんどを眠って過ごす赤ちゃんが、安心して過ごせるスペースを確保でき、周りの危険物から守る空間を作ることができます。
また、赤ちゃんの居場所を衛生的に確保できます。。床より高い位置にねんね環境を作れるので、床やカーペットのダニやほこりから赤ちゃんを守ることができます。
他にも、上の子供やペットがいる場合です。小さなお兄ちゃん、お姉ちゃんは赤ちゃんに興味津々な年頃です。家族の一員のペットも同様です。思いがけないイタズラなどから赤ちゃんを守ることができます。
ママとパパがベッドで寝ている場合も、ベビーベッドがあると便利です。大人用ベッドに赤ちゃんを寝かせるのは転落事故などが心配ですし、ママ&パパのベッドの脇にベビーベッドを置けば、様子もよくわかり、お世話もしやすいです。
私は、上の子のときはベビーベッドを使用しませんでした。夫婦とも布団を敷いて寝ていましたし、ベビーベッドを置くスペースがなかったからです。下の子の時は、ベビーベッドを購入しました。その理由としたは、上の子が赤ちゃんに興味津々で何度か危ないと思うことがあったからです。なので、出産後に状況をみて買い足しました。
ご家庭の環境によって、ベビーベッドがあるとより安心・快適に生活できます。
ベビーベッドはいつまで使えるの?

ベビーベッドに記載されている使用期限は、2歳(24カ月)くらいまでというのが一般的です。
しかし、つかまり立ちができるようになる8ヶ月頃でベビーベッドを卒業する赤ちゃんが多いようです。
赤ちゃんが柵をよじ登ろうとして、ベビーベッドから転落する恐れもあるからです。
ベビーベッドとしては使用期間が短いですが、最近では床板を外してベビーサークルとして使えるものや、組み替えることで机や収納ラックになるものなど、赤ちゃんが成長しても長く使えるものも増えています。
ベビーベッドを選ぶ3つのポイント

ポイント① 安全性で選ぶ
ベビーベッドを選ぶときには、赤ちゃんが快適に過ごせるかどうかだけでなく、安全性もしっかり確認するようにしましょう。
「PSマーク」と「SGマーク」は、日本の安全基準をクリアしていることが確認できるマークです。
ベビーベッドにマークが表示されているかチェックしましょう。
ポイント② サイズで選ぶ
ベビーベッドは置きたいところに入るかだけでなく、ベビーベッドに横に立って赤ちゃんの乗せ下ろしするのに十分なスペースがあるかどうかも確認してサイズを選びましょう。
ベビーベッドには、「標準サイズ」と「ミニサイズ」と「ハーフ(コンパクト)サイズ」の3種類があります。
◎標準サイズ(新生児〜2歳頃まで) 120×70㎝
広々しているので、オムツ替えなどのお世話も楽ちんです。ベビー布団などのデザインも豊富に揃うので、置き入りのものを見つける楽しさもあります。
◎ミニサイズ(新生児〜1歳頃まで) 90×60㎝
限られたスペースでも使用できるのがミニサイズです。高さは標準と変わらないものもや低くなるものもあります。昼間はリビング、夜は寝室になど移動ができるのも便利です。
◎ハーフ(コンパクト)サイズ(新生児〜4ヶ月頃まで) 70×60㎝
置き場所に悩まず、簡単に移動させられるます。首がすわる頃まで使えるベッドなので、里帰り出産などの短期間に使用するママが多いようです。
ポイント③ 機能
ベビーベッドには様々な機能が備わっているものがあります。
・<柵のスライド機能>
側面の柵をスライドさせたり取り外したりできるものの中には、大人用のベッド横に置けば安全に添い寝できるものもありますよ。
・<床の高さ調節機能>
床板を高めに設定できるハイタイプのベビーベッドは、おむつ替えなどのお世話をするときに深くしゃがむ必要がなく、ママの腰に負担がかかりにくいです。
赤ちゃんの成長に合わせて高さを調節できるタイプならさらに便利です。
・<キャスター付き>
ベビーベッドのなかには、脚の部分にキャスターが付いているタイプもあります。ベビーベッドの下はホコリや汚れがたまりやすいので、定期的に動かして掃除することが重要です。
キャスター付きのタイプなら、軽く力を入れるだけでベビーベッドを移動できます。
・<折りたためる機能>
ベビーベッドは部屋の中で大きくスペースを取ってしまうのが難点です。
そこでおすすめなのが、折りたたみタイプのベビーベッド。折りたたんだ状態で家具の隙間に入れておいたり、専用の袋に入れて収納できたりするタイプもあります。
折りたたみ機能があると、2人目以降を考えている場合も、場所を取らず収納可能です。
・<ベビーサークル兼用で使えるもの>
サークル兼用タイプはベビーベッドとして使用した後、はいはいやあんよをする赤ちゃんのサークルとして使用することができます。
利用期間が長くなるので便利ですが、サークルにしたときの大きさが部屋に合うかどうかを最初に確認しておくことが大切です。
・<ベッド下の収納>
ベビーベッドの中には、ベッド下に収納できるものもあります。
収納があると、オムツなど赤ちゃんのお世話グッズを収納できお世話が便利になります。
まずは自宅でどのように使いたいのか、必要な機能を考えてみましょう。生活スタイルに合わせたベビーベッドを選ぶと長く使えると思います。
おすすめのベビーベッド
◎ アップリカのココネル エアー(新生児〜2歳)
コンパクトにたたんで、どこへでも移動できる。
バッグに入れて持ち運べるので、里帰り先にも持っていけますし、使わなくなっても場所を取らずに収納できます。前枠を上下できるので、赤ちゃんのお世話をするときもラクです。
◎ カトージの折り畳みみにベッド アーチ 収納板付(新生児〜2歳)
ミニサイズなので小スペースに置ける。
キャスターつきで狭い廊下などの移動も問題なし。
折りたたむと厚さが13㎝なので、ちょっとしたすき間にも収納できます。
◎ 大和屋のそいねーる+ロング ベビーベッド(新生児〜4歳)
赤ちゃんとママのベッドがぴったり添い寝スタイルに
サポートベルトでママのベッドにずれないように固定するので、安全に添い寝ができます。
延長パーツでをつければ、4歳ごろまで使えます。
◎ ファルスカのクリエイティブコット(新生児〜大人)
子供の成長に合わせて使い方を変えられます。
移動しやすく、ママのベッドにもくっつけられる万能ベッド。
ベビーサークル、お絵かきのテーブル、キッズソファー、PCデスクにもなるなど、長く使えるのが魅力です。
◎ ファルスカのコンパクトベッドフリー(新生児~身長約85cm)
里帰りなどにも持っていけるコンパクトサイズ。
狭い家のねんねスペースとしても重宝します。
まとめ
商品によってサイズ・機能性などもさまざまです。
ベビーベッドは、生活スタイルや各家庭での育児方法によって必要性もいつまで使うかも変わってきます。
住環境や主に使いたい場所など赤ちゃんとの生活をイメージして、ママの使い勝手、なによりも赤ちゃんの安全を考えて選んでみてください。