
この記事はこんな人におすすめ
✔️完全母乳育児を目指しているが、乳腺炎や体調不良や睡眠不足が重なり、母乳育児がつらいと感じているあなた
✔️いろんな方法を試したけど母乳の出が悪くて悩んでいるあなた
✔️完全ミルク育児にしようか悩んでいるあなた
✔️持病の薬の影響で母乳をあげられないあなた
✔️1歳の息子と4歳の娘のママが書いています。
✔️2人とも完全ミルクで育てました(娘:生後2ヶ月 息子:生後3ヶ月から)
この記事は、実際2人の子供を完全ミルクで育てた経験談です。
完全ミルク育児をしてみて感じたメリット&デメリットをご紹介します。
・完全ミルク育児のメリット・デメリットは?
・デメリットを少しでも補う方法は?
こういった疑問にお答えします。
<私が完全ミルク育児になった理由>
・ひとり目のとき完全母乳育児を目指していたが、出産後体調不良、母乳も色々試したがあまり出ない、乳首をうまく吸ってくれないという悩みを抱えながらも無理に頑張って産後うつ状態になったため。
<メリット>
・誰でも授乳ができる
・卒乳がスムーズ、など10こあげています
<デメリット>
・お金がかかる
・寝かしつけが大変、など5つあげています。
※ここでは、完全ミルク育児のデメリットの部分を補う方法も経験を踏まえてお伝えしています。
目次
完全ミルク育児のメリット
完全ミルク育児にして良かったことは以下の10こです。
・ママだけでなく、誰でも授乳できる
・場所を選ばず授乳できる
・ママの食べ物や飲み物の制限されない
・体調を崩したとき薬を飲める
・赤ちゃんの飲んだ量が分かる
・授乳間隔が安定する
・夜、よく寝てくれる
・卒乳がスムーズ
・おっぱいトラブルが少ない
・ビタミンD不足にならない
詳しくみてみましょう!
ママだけでなく、誰でも授乳できる

完全ミルク育児での最大のメリットはママだけでなく、誰でも授乳ができることだと思います。
ママが体調を崩した時、仕事復帰した時、ママが赤ちゃんを預けて美容院へ行く時など外出する場合など、ママが授乳できないときに、他の人が授乳できます。

1人目のときは里帰り出産だったので、見かねた母が赤ちゃんを1日預かってくれて主人と出かけ気分転換しました。初めての育児だとストレスが溜まりますが、ミルク育児だと赤ちゃんを預けてストレス解消できます。
場所を選ばず授乳できる

出した際、授乳室を探すのはけっこう大変ですよね。ミルクならどこでも授乳できます。
我が家では、上の子の幼稚園に送迎バスがないので、下の子も一緒に車にのせて毎日朝と夕方往復1時間かけて送迎しています。毎日課外授業が終わる時間がバラバラなので、その間に下の子の授乳の時間が重なることが度々あります。そんな時は車の中でミルクをあげています。
また公園に上の子を連れって行ったときも、ベンチなどに座って飲ませることができますし、ランチでファミレスやフードコートを利用しながらでもあげることができます。

ママの食べ物や飲み物の制限されない

授乳中は、ママの食べたものが母乳になるので、アルコールやカフェインなど飲食に気を遣う必要があります。
しかし、ミルク育児であれば、ママは甘いものを食べようが、ダイエットしようが食べ物や飲み物に制限がなく、気持ちも楽です。
体調をくずしたときに薬が飲める

完全ミルク育児の場合は、風邪をひいたときにも風邪薬を飲むことができます。

しかし、産後は免疫力が低下していることもあってすぐに風邪をひくことが増えました。そんなとき薬の制限がないことは助かりました。
完全母乳育児だと風邪を引いた場合であっても薬を飲めないことがあるため、風邪がなかなか治らず、ママの体調が悪いなか赤ちゃんのお世話や上の子のお世話をしなければならないなど、大変なことが多くありますが、薬を服用できることは助かります。
赤ちゃんの飲んだ量が分かる

ミルクだと哺乳瓶を使うので、目盛りを見ると赤ちゃんが飲んだ量が正確にわかります。
母乳育児や混合育児だとスケールを使用しないと赤ちゃんがどれくらい母乳を飲めたか確認ができません。
私もそうでしたが、特にはじめての育児だとちゃんと飲んでいるか、足りているか不安になるかもしれません。ミルクであれば飲んだ量が一目瞭然なので、赤ちゃんに栄養が足りているかどうか安心できると思います。
またミルク缶には、月齢にあったミルクの目安量が書かれているので、参考にしながら与えられます。
授乳間隔が安定する

ミルク育児は、授乳間隔が安定し、生活リズムがつきやすいです。
母乳のようにダラダラ飲みされたり、何度も授乳時間をとることもありません。
授乳間隔が安定していると頻繁に授乳する必要がないので、ママは休めます。
夜、よく寝てくれる

上の子も下の子もミルクだと腹持ちがいいので長時間寝てくれることが多く、ママが寝不足にならずに本当にありがたいです。
特に2人目の時は上の子のお世話もあるので、夜、身体を休めることができるのは精神的にもいい!
卒乳がスムーズ

私の場合ですが、上の子も下の子もミルクの卒業はまったく苦労しませんでした。
ミルクをフォローアップミルクや麦茶へ、哺乳瓶をマグやコップに変えていくことで、1歳1ヶ月ごろには自然と卒乳していきました。
母乳育児のママ友から、卒乳の苦労は数々聞いて知っているので、その苦労をまったくしなくてもいいのはメリットだと思います。
おっぱいのトラブルが少ない
ミルク育児の場合は、痛みを伴う乳腺炎や乳首が切れてしまうこともないです。
また母乳パットも必要がなくなり、その分のお金はかかりません。
ビタミンD不足にならない

ビタミンDが不足すると、0才児では歩行開始の遅れやけいれんの症状がでる「くる病」になることがあるそうです。
ビタミンDは、母乳にはあまり含まれていないようです。
粉ミルクにはビタミンDが配合されているのでビタミンD不足を補うことができます。
完全ミルク育児のデメリット
私が感じた5つのデメリットをご紹介します。
・お金がかかる
・外出時、荷物が多くなる
・ミルク作りに時間がかかる
・哺乳瓶の消毒や洗浄が面倒
・寝かしつけが大変
詳しくみていきましょう!
お金がかかる

ミルクはお金がかかります。
粉ミルクの値段や赤ちゃんが飲むミルクの量にもよりますが、1週間でミルク缶1缶を消費する時期もあり、1ヶ月8000円~10,000円程度かかります。
これは経済面でも負担になってきます。

定期購入にすれば、ミルクだけでなく、おむつ、おしりふきも安くなりますし、赤ちゃんを連れて買いに行くのは大変なので宅配してもらえるととっても楽です。
外出時、荷物が多くなる
完全ミルク育児は荷物が多くなります。
・哺乳瓶(2本あると安心)
・粉ミルク
・お湯(保温水筒に入れて)
・湯冷ましの水
赤ちゃんと一緒に外出となると、時間も予定よりかかることがよくあります。予備があればあるだけ安心なので、荷物はどんどん増えていきます。
粉ミルクを持ち運ぶならこちらが便利です。

ミルク作りに時間がかかる

赤ちゃんがミルクを欲しがってもすぐにミルクを飲ませてあげることができません。
1、消毒済みの哺乳瓶に粉ミルクを入れる
2、お湯を入れる
3、ミルクを冷ます
文字にすると簡単ですが、母乳と比べればはるかに時間がかかります。

1回分ごとの分量を準備しておくことで、赤ちゃんがミルクを欲しがって泣いている時に少しでも待たせる時間を短縮できます。
手順2のお湯を入れると手順3のミルクを冷ますは時間短縮できます。

手順2と手順3は、温水と冷水を哺乳びんに直接注いでミルクが作れるので簡単で時間短縮にもなります。
哺乳瓶の消毒や洗浄が面倒

赤ちゃんは免疫力が弱いので、ミルクをあげた後、哺乳瓶や乳首は洗浄や消毒が必要です。

寝かしつけが大変

母乳の場合は添い寝をしながら母乳をあげて寝かしつける「添い乳」することができますが、ミルクの場合はできません。
抱っこで寝かしつけることが多くなります。慣れてくると楽になりますが、慣れるまでは大変に感じると思います。

降ろすときに少しだけミルクを入れた哺乳瓶をくわえさせると我が子は起きずにそのまま寝てくれました。
まとめ
今回は2人の子供を完全ミルクで育てた私が感じたミルク育児のメリットとデメリットをご紹介しました。
完全ミルク育児にしてからは、ストレスをためた状態から介抱され、子育てを楽しめるようになりました。
実際私の2人の子供はとても元気に育っているので、完全ミルク育児であることを気にし過ぎる必要はまったくないと思います。
もし今、完全ミルク育児にしようか悩んでいるあなたにとって少しでも参考になればと思います。